お散歩 5Day in 鎌倉 七福神めぐり②

さて、七福神めぐり2ヵ所目は

鎌倉を代表する見所の1つ『鶴岡八幡宮』です。

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鎌倉駅からも割と近く源頼朝ゆかりの地。

源頼義前九年の役での戦勝を祈願し

京都の石清水八幡宮護国寺を鎌倉由比ヶ浜近くみ歓請したのが

始まりと伝えられています。

後に源頼朝が治承4年(1180年)に平家打倒の兵を挙げて現在地へと

移し建久2年(1191年)には上下両宮の現在のような姿に整えました

 

三ノ鳥居をくぐると太鼓橋がみえ、

ここの池の呼び方が面白いんです

太鼓橋から見て左側が平家池右側が源平池

その池、全ての総称が源平池とされているんですよ。

そして『舞殿』

頼朝の命で源義経の側室 静御前がここで舞を舞った場所としても知られています

舞を舞う それが名前の由来でしょう

4月の鎌倉祭りで披露される静の舞も人気です

別名、下拝殿とも呼ばれます

そして朱色一色のなか、黒塗りの社が

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この社は源頼朝源実朝が祀られている神社です。

『割れと御身は共に微小の身から天下を平らげた。

しかし御身は天皇の後胤であり、父祖は関東を従えていた。

故に流人の身から挙兵しても多く者が従った。

我は氏も系図も無いが天下を取った。

御身より我の勝ちなり。

しかし御身と我は天下友達なり。』

この言葉は小田原攻めを終え天下統一を遂げたのちに

亡き源頼朝の像の背を軽く叩き語り掛けた言葉だそうです

 

頼朝君とは同じ天下を取った者どうし気持ちが通じるね

でもね、庶民から天下を取った秀吉の方がすごいでしょ?

現代風に言うときっと、こんな感じです。

うん凄く感慨深い、ロマンを感じません?

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そして今回の目的地に!!

池に浮かぶ旗上弁財天

源平池の東の池の中に源氏の象徴ともいえる白旗が並んでいます。

白旗は源氏の印

ちなみに赤旗は平家の印

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白旗の傍らに白桜の樹と白藤があり

花が咲く時期にはとても綺麗です。

旗上弁財天には財運を招く神様と知られ

パワースポットとしても有名な場所です。

また、旗上弁財天には

頼朝の妻、北条政子が安産を祈って置かれた石

『政子石』があり

そこでは、子宝や安産 祈願をする女性も多く訪れます。

 

 

・所在地 鶴岡八幡宮鏡内

・拝観料 無料