お散歩 8Day in 鎌倉 七福神めぐり④

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四ヵ所目は、宝戒寺より徒歩5分

寿老人が鎮座するお寺『妙隆寺』ですね。

寿老人は不老長寿の功得を授けて頂ける神様で

不老長寿の後利益に授かろうと多くの参拝者が訪れてます。

 

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小町の住宅街にひっそりと佇むお寺、妙隆寺は『千葉屋敷』とも呼ばれ

1385年 先祖追福の為に鎌倉幕府の有力御家人」であった

千葉常胤(つねたね)の子孫の胤貞が七堂伽藍を建立し

中山法華経寺の日英上人を迎え開山したのが

始まりとされています。

その他にも焼いた鍋を被らされる豪民を受けた

『鍋かむり日新上人』の逸話も伝えられています。

本堂に掲げてある『鍋かむり日新上人 得行記』によると

・炎・に日神を獄庭へ引き出し薪を積んで火をつけ

 苦悩に耐え難ければ念仏を唱えよと要求」した。

・凍りつくような寒夜に極庭に引き出し

 裸のまま木に縛り付け夜通し笞を打った。

 ・日新を浴室に入れて戸を閉じて火を強くたき続け、もう死んだに違いないと

  戸を開いて見れば依然として小声に題目を唱えていた。

・梯子に日新を縛り付け堤子に水を汲んで口から流し込んだ

 三十六杯まで数えていたが、その後は何杯に成ったかわからない位だった。

・まっかに焼いた鍋を頭上にかむせた、髪は燃え肉も焼けただれたが

 大きな苦悩もなく、しばらくの後本複した

 これにより『鍋冠日新上人』と呼ぶように成った

日新上人がお寺に来られた応永34年(1427年)の冬

『大法弘道に耐えうるや否や、自らの忍力を試さん』

と本堂の池で寒百日間水行されたという。

 

江戸時代に建てた金飾りが印象的な山門をくぐると

山門と同じく金飾りが特徴的な本堂が見えます

こちらは明治以降の建築になるそうです。

 

本堂の右手前に『寿老人』の石像があります

鹿を連れている姿が特徴的な『寿老人』は

福の神とされ、長寿の他にも

家庭円満、身体健全、知恵授け、富財、厄払いなど

沢山の後利益を授けてくれる、ありがたい神様です。

 

ちなみに僕は御朱印帳に頂いてますが

鎌倉七福神めぐりでは500円の色紙や1000円の飾り色紙が

書く寺院で購入出来ますよ

色紙は、かなりカッコいいです!

せっかくなので是非、色紙に御朱印を貰ってみて下さい。

 

*1:鎌倉七福神めぐり